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なにいろに見えますか?


今日もお客様と楽しく会話させていただいた1日でしたが、その中で、とても印象に残るお話があったので、自分の頭の中を整理する意味でもブログに書いてみようと思います。

お客様との会話の中で、

「大きいから出来ないけれど、小さいから出来ること」

と、似たような話がいくつか出てきました。

せっかくなので、それぞれのメリットとデメリットを整理し直していきたいと思います。

 

【大きいことのメリット】

・仕入れ価格が下がる

・一人の利益が少なくても、それぞれを積み上げ、大きな利益に育てられる

【大きいことのデメリット】

・管理コストが大きくなり、販売管理費が多くなる(無駄の増大)

・フレキシブルな対応が難しくなり、画一的なサービス提供になりがち

・担当者によってサービスの質にばらつきが出る

・市況等の変化(制度改正等)があると、影響が大きい

 

【小さいことのメリット】

・管理コストがかからない

・対応やレスポンスが早く、柔軟に行えることで、顧客満足度が上がる

・担当者ごとのサービスの質のばらつきは少ない

・市況の変化(制度改正等)があっても、影響が軽微

【小さいことのデメリット】

・仕入れ価格が高い

・大きな利益に育てるのが難しい

 

と、簡単にまとめてしまえば、このような内容かと思います。

それぞれに一長一短があって、しっかりとそれぞれの特徴を活かす経営をしていれば、問題はないと思うのですが、お客様との楽しい会話が終わって、移動中の車の中で、ふと改めて考えてみたのですが、そういえば介護保険のお仕事というのは、

「できる限り住み慣れた地域で、その人らしい尊厳ある生活が継続できるよう支援する」

という考え方のもとに、施設介護から在宅介護への転換が行われ、また、「地域密着」というキーワードは避けて通れないと思っています。

ですが、お客様との会話の中で「規模というスケールメリットを生かす」という考え方が普通になっていることに気付かされました。

これは、良いのか悪いのかの話ではなくて、福祉用具だけではなく、施設系サービスも、在宅系サービスも、それぞれの損益分岐点を超える規模がないと黒字化は不可能だから。という経営者的視点があるのか、ないのかということなのだと思います。

サービスの質と顧客満足度は比例しやすいです。

ですが、そこに、「利益」を生み出す「しくみ」が存在しないと、従業員満足度も上がらず、それぞれをキレイに淀みなく回すサイクルが維持できない。

私は福祉用具のスペシャリストであると思っているので、従業員の数、規模によって、最適なしくみの構築とサービスの質は良いところに持っていけるという思いはあるのですが、結局のところ、お客様から見て、どんな会社なのかというところが、まだ見えないということなんだと思います。

まだまだネクスタスという会社のカラーが出ていないってことですね。

ブランディングもまた大変ですが、何色にも染められる楽しみが増えました。

この会社のメンバーで、自分たちの色を決めたいと思います。

また、明日からも頑張ります!

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